学生がキャッシング審査を受ける際に気をつけるべき3つのポイント

旅行や飲み会など何かとお金がかかる学生。

ただ、単位もしっかり取らなければいけないため、アルバイトばかりしているというわけにもいきませんよね。

そんな時の最終手段として思い浮かぶのがキャッシングですが、「学生でも利用できるのか?」「周りにバレたりしないのか?」といった点が気になりますよね。

もちろん、学生だからキャッシングが利用できないというわけではありませんが、学生キャッシングの審査は社会人よりも厳しくなるのも現実です。

ここでは、学生がキャッシングを利用する際に、気を付けるべきポイントを3つに絞ってご説明します。

ポイント1:年齢が20歳以上かどうか

キャッシングを行えるかどうかの第一の足切りが年齢です。

基本的に消費者金融や銀行といったほとんどのキャッシング業者は、20歳以上かつ安定した収入がある人を対象としています。

そのため、20歳以下であれば、基本的にキャッシング審査の対象外です。

20歳未満の学生は絶対にキャッシングが利用できないの?

多くのキャッシング業者では、申し込み資格を20歳以上と定めていますが、稀に18歳以上でも申し込み可能なところがあります。

しかし、そのほとんどがプロミスやアコムのような大手カードローン業者ではなく、いわゆる学生ローンの業者です。

もちろん学生ローンだからといって、必ずしもサービスが悪いとは限りませんが、学生ローンを利用する際に、必ずその業者の営業資質を確認するようにしてください。

未熟な学生を対象に、法外な金利を請求する悪質な違法業者(いわゆる闇金)が存在していますので、ぜひご注意ください。

また、20歳以下の場合は親権者の承諾書などが必要となるため手続きが通常よりもややこしくなり、万が一返済できない場合には親権者に請求される形が一般的です。

年齢をごまかすことは可能?

他人の免許証などを借りるなどすれば、お酒やタバコの購入は未成年でも難しくありません。

ただ、キャッシングにおいてこのような行為は通用しません。

仮に審査に通ったとしても、虚偽の年齢を報告していたことが発覚した場合は、ほとんどの場合がその場で利用停止となって一括返金を求められます。

加えて、キャッシング審査を行う際にチェックされる信用情報に虚偽の報告を行った事実が記録されるので、この後に他社の審査を受けてもほぼ100%審査には受かりません。

審査でバレる可能性が低く、発覚した時の代償も大きいので、年齢を誤魔化すことは絶対に止めましょう

ポイント2:働いているかどうか

キャッシングの審査において、働いているのかどうかというのは、審査の合否に関わる非常に大きな要因です。

また、働いている場合はアルバイトでもパートでも形態は特には問われません。

なぜ、働いているかがここまで重要視されているかというと、キャッシングには総量規制という決まりがあるからです。

総量規制とはどのような決まりなの?

総量規制とは、簡単に言いますと、貸金業者が年収の3分の1以上を融資してはいけないという決まりです。

つまり、年収が300万円の方は100万円までしか借入を行うことができません。

また、働いていない場合には年収は0円となり、借入自体を行うことが不可能となります。

働いていない場合は絶対にキャッシングが利用できないの?

総量規制の対象は貸金業者です。

貸金業者とは消費者金融や信販系(クレジットカード会社)などのことを指しており、銀行はこの対象外となっています

そのため、働いていない学生は消費者金融などの商品を利用することはできませんが、銀行カードローンであれば利用することが可能です。

勤続年数もチェックされる

働いているかどうかが重要なのですが、審査においては勤続年数もチェックされています。

1年以上も働いていれば問題ありませんが、1週間や2週間など1ヶ月以内であれば審査では不利に働きます。

ポイント3:毎月返済できそうかどうか

キャッシングの審査では、必ず希望限度額を聞かれます。

その際に伝える金額が妥当でなければ審査には通りません。

また、初めて申し込む場合には、希望限度額はできるだけ低く申し込んだほうが審査に通る可能性は上がります。

利用限度額は増額可能

「もし限度額を低く申し込んで後からもっとお金が借りたくなったらどうしよう…。」

このように考えて希望限度額を高めに設定する学生さんもいますが、審査に落ちては元も子もないので、できるだけ低く設定してください。

また、限度額はキャッシングを利用し始めてからでも増額することが可能ですのでご安心ください。

毎月返済できそうかどうかが最も重要

たとえば、年収が100万円で家賃5万円のAさんと年収が50万円で実家暮らしのBさんがいるとします。

この場合、年収がBさんの2倍あるAさんのほうが審査では有利に見えますが、実家ぐらしのBさんには家賃が発生しないため、返済に当てられる金額はBさんのほうが多くなります。

審査ではきちんと毎月返済できそうかどうかが重要となってくるため、この場合は年収は低くてもBさんのほうが審査には有利です。

また、いくら年収が高くても公共料金の支払いを滞納していたり、毎月の出費が多すぎたりすると、返済能力がないとみなされて審査では落ちてしまうでしょう。

まとめ

学生さんがキャッシングを利用しようと思った場合には、下記の3ポイントに気をつけましょう。

  • 年齢が20歳を迎えているのか
  • 1年以上働いていているのか
  • 毎月返済できる金額を借りようとしているのか

また、大前提として学生さんがキャッシングを利用したいと思った場合には、働いている社会人の方よりも審査は厳しくなります。

そのことをしっかりと頭に入れた上で、審査に挑むようにしましょう。

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